アフターコロナの家族葬について

感染者数の落ち着きと3月13日のマスク着用の政府方針転換により、アフターコロナの生活も見えてきました。
コロナ禍で行政やモラルによる様々な制約があったご葬儀についても、すこしずつではありますが、コロナ以前の形式や規模、慣習などが戻りつつあります。
ではアフターコロナに向かうご葬儀はどのような変化があるのか考えてみましょう。

アフターコロナで変わる(戻る)葬儀の要素とは

・葬儀の人数・形式
コロナ禍では、感染防止の観点により、極力参列者を減らすという傾向がありました。
このため、親族知人への告知をあまり行わず、通夜、本葬という二日かけた本来の葬儀形式はあまり行われなくなり、参列者を最小限に限定した、一日葬の家族葬や火葬式(直葬)が主流となりました。
家族葬が主流の傾向はコロナ前から続いていましたので、それは変わりませんが、アフターコロナに向かい今後は参列者人数の増加しています。一日葬から本来の葬儀の形である、前日晩に通夜を行うといった傾向が増えており、継続していくと思われます。

・マスクの着用
着用義務は緩和されましたが、多くの参列や不特定多数の人が集う葬儀では、
マスク着用が推奨される状況であることには変わりありません。
普段から共に生活する少人数での家族葬や法事などでは、葬儀社との相談にてマスク無しで行うことも可能となります。
感染リスクの低下に伴い、マスク着用の必用性も低下していくと思われますが、基本的に葬儀は狭い公共施設などと同等の規制であると考えて頂ければ良いと思われます。

・葬儀の告知
コロナ禍での家族葬では、亡くなった事を事前に伝えず、儀終了後に通知する形式が多くありました。
今後この傾向は減っていき、参列者を近親者に絞るにせよ、家族葬で行う旨の告知はコロナ以前に戻ると思われます。

コロナ禍で設けられた、多くの決まりやモラルが一気に変わることはありませんが、「故人への哀悼を捧げご遺族の絆を深める」といったご葬儀本来の意味において、参列者の表情が伝わる意味や葬儀の自由度はとても大切なものです

愛典福島屋は、「その方らしい葬儀」を行えるよう全力でサポートしております。
感染の気兼ねなく、自由なご葬儀ができる時代が一日も早く来ることを祈念しておりますが、
変わる世情の中でも最善のご提案をさせて頂きます。ご不明、ご不安な点はぜひご相談ください。

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